過去ログ - 美琴「……Get Backers?」
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79:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage saga]
2010/11/28(日) 20:03:29.89 ID:Ux1J0Kg0
銀次「蛮ちゃん!? 大丈夫!?」

蛮「……」

???「あら、この程度でお仕舞いかしら? ひどくあっけないわね……ふふ」

女はその艶かしい豊満な胸の下で腕を組んで余裕の表情を浮かべている。
しかし、その額には汗がじんわりと浮かんでいた。

???(まさか、私が盾を張って一時的に視界を悪くすることを読んでの動きかしら……。でなければ私が能力を使ってから動いたことになる……。私達の距離は十メートルはあったのよ? とんでもない判断能力に運動能力ね……)

銀次「く、テレポートなんて……どうすれば」

???「あら、私の能力をあんな半端なものと一緒にしないで欲しいわね」

ヤレヤレと女は肩をすくめる。

???「そういえば、まだ名乗ってすらなかったわね」

結標「私の名前は結標 淡希。能力はLEVEL4の空間移動系、能力名は『座標移動(ムーブポイント)』。テレポートなんかと違って空間移動させる物体に触れる必要がないの」クルクル

自らを語りながら手に持った懐中電灯をバトンのように回している。

銀次「……その懐中電灯で対象を決定しているんだね?」

結標「あら、案外鋭いのね? 微妙に違うけど、そんなものよ……。これが無くても能力は使用できるけどね」

銀次「……自分の手の内を、そんな簡単に明かしちゃっていいのかな」

結標「理解したからって私の能力から逃げられると? 私の座標移動は飛距離は800メートル以上、重量は最大4.52トンまで転移可能よ?」

銀次「くっ……」グッ

結標「それに、自分がどんな人間に殺されるのか……。何も知らないのは嫌でしょ?」スッ

そう言うと結標は懐中電灯を銀次へと向けた。


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