過去ログ - 打ち止め「あなたのYシャツ貸して欲しいな!ってミサカはミサカは…」一方「あァ?」
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490:≪番外編≫ 部屋とクリスマスと舞台裏U[saga]
2010/12/18(土) 21:58:36.63 ID:osjcNek0


「1時間って、そう約束したからね」


そんなインデックスに美琴は恥ずかしそうに答えた。
実際で、内心美琴は物凄く恥ずかしかった。
なんだかんだ言って彼女に『好敵手』以上の『友情』を感じている、自分に対して。


「でも外、こんな停電になっちゃって、……あんまり見て回れなかったんじゃ……?」

「そこは自業自得だし―――――それにアンタの立場になって考えた。私には寂しすぎて出来ないって、そう思った」


二人の会話にキョトンとする上条を尻目に少女達はそっと手を取り合う。


「ケーキ。買ってきたから食べましょ。アンタどうせお腹いっぱいになんかなってないんでしょ?」

「さっきまではいっぱいだったもん!でも泣いたらお腹がすいたんだよ。とーま、早くお皿並べて!!」


普段は喧嘩ばかりの彼女たちの突然の変わりように上条は目を白黒させる。
そして二人の笑顔を見ながら少し可笑しそうに笑った上条は、


「来年も3人で過ごそうな、クリスマス!!」

「「女心の解らないバカっ!!!」」


今宵これからも、きっと笑いが絶えることはない。




「あ、短髪!!そのオペラは私のなんだよ!」

「お子様はショートケーキでも食べてなさい」





                                      ≪部屋とクリスマスと舞台裏U≫(完)





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