過去ログ - 打ち止め「あなたのYシャツ貸して欲しいな!ってミサカはミサカは…」一方「あァ?」
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675:第十三話 『部屋と戦闘とミサカ』 (前篇)[saga]
2011/01/15(土) 22:48:19.64 ID:chmuwkna0



番外個体と打ち止めを第2撃が襲う。
足元の地面を抉り取られ、衝撃に2人の体が宙を舞った。


こんな化け物相手に、隙なんて作れるのか。
無理だ。出来っこない。


地面に軽く触れただけで、大量の土砂が押し寄せて来る。
足元のレールを踏めば軋みを上げながら自分達を貫こうと怒濤を上げて突き進んでくる。


逃げ切る事など出来やしない。
ましてや打ち倒す事など到底できない相手だ。


クソ……。
番外個体の唇からつう、と一筋の血が流れた。噛み締めた唇が傷ついた事に彼女は気付いていない。


そっと、番外個体の目線が隣で何とか立ち上がった打ち止めへと移った。
全てから護れ。
一方通行から掛けられた、もう6年も前の言葉が脳内に甦る。


全てとは、何だ。
ロシア軍か、学園都市か?否。
そう尋ねた時、一方通行自身に否定された。
全てだ。全てから打ち止めという彼の最も大切な存在を護りきれ。






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