過去ログ - 打ち止め「あなたのYシャツ貸して欲しいな!ってミサカはミサカは…」一方「あァ?」
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第十三話 『部屋と戦闘とミサカ』 (後篇)
[saga]
2011/01/17(月) 21:37:16.36 ID:o1rSeKJC0
キー――――ン、と耳慣れた甲高い金属音が鳴り響いた。
轟々と呻きを上げて射出されたそれは、音速を遥かに凌駕し目の前の『敵』を打ち落とす。
「―――――確かにさっきはアンタを傷つけちゃった事に動揺した。私がアンタ達を傷つけたくない事も、本当」
カツ、カツ、と品の良いローファーを鳴らして、暗い路地裏を自らが発する紫電で照らしながら茶髪の女がゆっくりと歩いてくる。
学園都市最強の電撃使い、『超電磁砲』の異名を持つ超能力者の序列第3位。
――――――全ての妹達のオリジナル、御坂美琴は怒りをその顔へと顕著に示しながら次の砲弾を構えて宣言する。
「それでも、ソイツに手を出した事は許さない。ソイツは私の獲物よ、―――― これ以上痛い思いをしたくなかったら大人しく地面とキスしてる事ね」
御坂妹と一方通行を託して安全な場所に非難させた筈の美琴が此処に居る事に、上条は驚いた。
疑問はそのまま声へと上がる。
「御坂、どうして……!!いやそれよりも、御坂妹と一方通行はどうしたんだよ!」
「そこの表通りの端で黒子に運んでもらったわ。ついでに一方通行が『倒した』方のクローンも連れて病院まで一直線」
風紀委員の仕事なのか、美琴が御坂妹と最初に遭遇した時には白井黒子と連絡はつかなかった。
しかし機転を利かせ自分の現在位置を探知するGPSのアドレスと留守電を後輩の携帯に残した美琴は、
それを頼りに到着した白井に妹と一方通行、そして彼の弟と偽ったクローンを病院までテレポートさせたのだ。
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