過去ログ - 打ち止め「あなたのYシャツ貸して欲しいな!ってミサカはミサカは…」一方「あァ?」
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777:第十四話 『部屋と疑惑とミサカ』[saga]
2011/01/21(金) 23:32:43.15 ID:JijPszWC0



「学園都市には今まで、魔術というには法則が僅かに異なる非常に特殊な結界が張られていました。
 私達もそれに押し出される形でこれまでは術式での移動を阻まれていました。しかし―――――――」



インデックスの疑問の声に、五和が口を開く。



「しかし数日前『結界が作用していたのは6年前までであり、現在の結界は良く偽造されたフェイクである』との情報を受けたんです。
 実際に確かめてみると今までの結界ととても良く似ていましたが、私達の術はきちんと作動しました」



このように学園都市に入って来られたのがその証拠です、と証明と言わんばかりに五和が自分の胸に手を当てながら答えた。
インデックスは暫し眉を顰めていたが―――――――



「どうやら学園都市統括理事長アレイスター・クロウリーが死亡した後、彼の術式を極限まで再現する形で誰かが結界を張り直したのでしょうね。
 私達の様な先に土地に馴染んでいた術式でなければ通用しない程に良く似せた、強い結界でした」



続く五和の言葉に納得したように首を縦に振った。
いつ結界が贋物に摩り替ったのか、それだけが不思議でならなかったらしい。
だが学園都市在住の上条と美琴は逆に疑問が増えるばかりだった。それも、思わず大声を上げてしまうほどの。



「統括理事長が死んだってどうゆう事よ、聞いてないわよそんな話!!」

「お、俺もニュースとかで一度もそんな話題見た事無いっ!!」






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