過去ログ - 打ち止め「あなたのYシャツ貸して欲しいな!ってミサカはミサカは…」一方「あァ?」
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第十五話 『部屋と接触とミサカ』
[saga]
2011/01/24(月) 22:34:32.73 ID:ptzVABBF0
床がメキメキと呻きを上げて、逆再生された。
時間を巻き戻しているのではあるまいし、実際の原理はそうではない。しかし比喩としてそれ以上相応しいものは無かった。
急速な勢いで逆方向に進んだ床が、放った00号に牙を向く。
00号は咄嗟に反射を展開させようと演算するが、何故か能力が発動しない。
――――――まさか。
襲いかかる自身の技から道具補強で強制的に高めた脚力を用い逃げると、00号はそこで見つけた女を眼を見開いて睨みつけた。
「――――滝壺、理后……っ!!」
「能力は使わせない。あなたのAIM拡散力場は、もう私の手中にある」
多勢に無勢のこの状況で能力なしというのは些かキツイ。
いや、能力者がいたとしても発条包帯だけで乗り切れる自信はあったが、浜面仕上の存在によってそれも危うくなった。
もう一度、滝壺理后をオトさなければ。あの女が邪魔だ。
00号が滝壺に向かってロケットの様に踏み出した。先程彼女を鷲掴みにした腕が、再び迫る。
しかし、
「――――――そう何度もやらせねえよ」
視界から滝壺が消えた。
否、声の方を見返せば彼女の手を先に引く浜面仕上がいる。
浜面の腕の中から即座に滝壺が安全な場所へ転移させられた事で、彼のフットワークが一気に軽くなる。
振り翳された右拳を避けるべく、00号が移動角を調整しようと床を踏み左に跳ねた所で――――――
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