過去ログ - 打ち止め「あなたのYシャツ貸して欲しいな!ってミサカはミサカは…」一方「あァ?」
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837:第十六話 『部屋と命とミサカ』[saga]
2011/01/29(土) 19:30:31.98 ID:aHvdUUFQ0



「それじゃ、上位個体さえ確保すればあなた達の本拠地が解かるワケね?」

「ハイ。マスター専属の01号を除き一方通行たち下位個体には『本部』の居場所は伝えられていませんが上位個体には伝令されている筈です、
 と一方通行は解答します」



クローン体と〈クローン−マスター〉の位置まで心の距離を縮めた心理定規の『尋問』は続いていた。
彼女の問いに何の抵抗もなく答える一方通行05号は、その時、確かに心理定規に意志の自由を掌握されていた。



「一方通行クローンの上位個体の下には結標が独断で行っちゃったし、絹旗達も追っていったから捕縛できると思うけど……」



全く、どいつもこいつも勝手なんだから。
学園都市の出入りゲートの防衛を担当していた絹旗が浜面と共に結標―――――
―――――正確には、結標に連れられた滝壺を追って上位個体の下へ向かったのは今から10分程前になる。


絹旗が持ち場を離れたため、現在ゲート防衛を担当しているのは麦野になるのだが、
何故滝壺の下に麦野が向かわずそんな回りクドい事をしたのかといえば理由がある。






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