過去ログ - 打ち止め「あなたのYシャツ貸して欲しいな!ってミサカはミサカは…」一方「あァ?」
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846:第十六話 『部屋と命とミサカ』[saga]
2011/01/29(土) 19:37:01.98 ID:aHvdUUFQ0



「まだ解らないのかよ!?お前たちはスペイン星教に良いように利用されてるに過ぎない、何の関係もない人達を襲ったって……―――っ!!」

「それでも。一方通行達はマスターからそう命じられました、と一方通行11号は返答します」
「マスターの命令は絶対です、と一方通行12号も11号へ同意します」
「マスターの為に生まれマスターの為に死ぬ。それが我々の至高です、と一方通行13号は追記します」


上条は叫ぶ。
しかし、クローン達は自分という絶対的な犠牲を厭わない。


クソッ……。皮膚に突き刺さった爪が出血を起こす程、思わず拳を握りしめた。
何でだよ、何でなんだよ……
幾ら説得したところで、彼らの返答は変わらない。
一体、どうして。



「――――――――それが、彼らに刻み込まれた上位命令文だからです。とミサカは明言します」



ふいに、第三者が介入した。
上条達一行でも天草式でもない、特徴的な口調。



「――――御坂、妹……?」

「いいえ。ミサカは御坂妹と呼称される10032号とは別のミサカです、とミサカは上条当麻の判断を否定します」



「いやー、やっぱりミサカだけでも偶然見つけたツンツン頭を追って来て正解でした。……あ。因みにミサカの検体番号は13577号です」
そう名乗った13577号は「いやどっから現れた?」と皆に疑問を抱かせながらも、マイペースに淡々と作業を進めていく。






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