過去ログ - 打ち止め「あなたのYシャツ貸して欲しいな!ってミサカはミサカは…」一方「あァ?」
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899:第十七話 『部屋と決着とミサカ』[saga]
2011/02/19(土) 22:25:12.06 ID:NbiBTJcl0



肩を押された打ち止めが誰もいない実験室の様な部屋へと転がった次の瞬間、
天井が爆破され、先程まで一緒だった彼らの頭上へと瓦礫の雨が滴った。


助けなきゃ。そう彼女が動き出す前に、神と呼ばれる人物はサディスティックにも現実を突き付ける。
プラネタリウムが見せる様な星空を、しかし実際に映し出す穴の開いた天井からは次々と武装した人間が極太のワイヤーを蔦って降下してくる。


思わず、悲鳴を上げそうになった。
もしかしたらあの瓦礫の下には、此処まで一緒に来た彼らが埋もれているかもしれないのだ。
無防備な彼らに武器が向けられたら。そう思うと、ぞっとした。


だが打ち止めは駆け出そうとした足を止める。
動くな!
聴こえた声は、確かに聞き覚えのあるものだった。



「動くんじゃねえぞ、こっちには暗部の高位能力者が2人もいるんだからな!!!」



駆動鎧に向けられて怒鳴ったそれは、同時に自分に向けての物であることを打ち止めは悟った。






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