過去ログ - 打ち止め「あなたのYシャツ貸して欲しいな!ってミサカはミサカは…」一方「あァ?」
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902:第十七話 『部屋と決着とミサカ』[saga]
2011/02/19(土) 22:26:57.17 ID:NbiBTJcl0



轟、という派手な爆発音と共に浜面の前にいた駆動鎧が崩れ落ちた。
機体が装備していた大型のショットガンが衝撃で吹っ飛び、すかさずそれを浜面が奪う。


ガガガガガガガ!!!!と三流映画の様に生身の人間が持つには些か大きすぎるオモチャを乱射する彼の後ろで、
海原の手の内にある黒曜石のナイフが、駆動鎧が突入してきた際に出来た天井の穴から射す光を浴びてキラリと光った。そう、金星の光を浴びて。


今度は海原の隣で彼を射殺しようとしていた機体が破壊され、生身の人間が中から剥き出しとなる。
しかし、駆動鎧は撃破された仲間には目もくれず、寧ろ邪魔になったそれらを薙ぎ倒すかの如く構わず進攻し、施設内にその数だけを増やしていった。


―――――――キリがない。
弾切れを犯したショットガンに舌打ちをしながら次の獲物を拾った浜面が、その隣に落ちていたそれなりに小型の武器を駆動鎧に向かって蹴り上げた。
勿論揚々とそれを躱した機体が浜面へと襲いかかる。



「クソッ!!」



絹旗を背に庇いながら、再び浜面が無造作に撃って、撃って、撃って撃って撃って撃って、そして撃った。
その結果、彼の判断は見事に功を成し――――――――






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