過去ログ - 打ち止め「あなたのYシャツ貸して欲しいな!ってミサカはミサカは…」一方「あァ?」
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第十七話 『部屋と決着とミサカ』
[saga]
2011/02/19(土) 22:28:15.63 ID:NbiBTJcl0
もし打ち止めが自分の考えを正確に汲み取っていたなら、一方通行の下へあの子は向かった事だろう。
これは17600号だけでなく、浜面にとっても苦渋の選択であった。
まだ幼い年下の女の子を戦闘に巻き込み、あまつさえ血生臭いその先へと1人で向かわせたのだ。
「この場を何とか切り上げて、急いで追いかけないといけませんね」
「………気付いてたのか」
――――――当たり前でしょう。
震える海原の声を聞き取り、ああ、コイツも辛いんだな、と浜面はそう思った。そう言えばコイツはあの子の姉ちゃんが好きだったんだっけ。
「それにはまず、此処から生きて脱出しねえといけねえな」
「結標さんと絹旗さんを連れて暗部の人間なんかには似合わないハッピーエンドの大団円、といきますか」
改めて駆動鎧と向き合った男達は、既に限界に近かった。
後ろに無防備の女2人を庇い、限られた武器で学園都市最新鋭の装備を相手取っているのだから当然といえば当然だ。
「つーか……多少見た目が違うとはいえ何で警備員の駆動鎧がアイツらに加担してんだよ」
「大方昔の『ブロック』のような理由でしょう。
アレイスターの不在を知り、彼の負の財産たる研究や実験が進められる前に学園都市自体を崩壊させる………そんな所でしょうか」
それでも、男達は引くわけにはいかない。
どれだけクソッタレで反吐がでるような街だとしても彼らの大切な人間が暮らすこの街を、
加えて何より、今後ろにいるか弱い少女らを、彼らは護らなくてはならないのだ。
護りたいのだ。
「――――――やってやろうじゃねえか、R-18も真青の極上スプラッタの完成だ」
そして、男達は戦に臨む。
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