過去ログ - 打ち止め「あなたのYシャツ貸して欲しいな!ってミサカはミサカは…」一方「あァ?」
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最終話 『部屋ととある二人とミサカ』
[saga]
2011/02/20(日) 23:25:48.78 ID:gngUMmaQ0
「―――――――それで、ミサカの元に来たという訳ですか。と、ミサカは花束とか似合わねーと一方通行を笑い飛ばしながら向かい入れます」
「………お前ら偶にブッ飛ばしたくなる時があるよな、偶に」
一方通行が訪れていたのは御坂妹ことミサカ10032号に宛がわれた病室であった。
彼女も今回の一件で重傷を負い、毎度世話になっている第七学区の総合病院に入院している一人だ。
「しかしまあ、チューリップですか。似合わない事この上ないですが百合や菊を持って来なかっただけ合格でしょう、
とミサカは一方通行を褒め称えます」
「お前、俺を何だと思ってやがンだ」
クソ、偶に似合わねェ事すりゃコレだ。………あ、似合わねェって認めちまった。
俺も大分ヤキが回った気がするヤベエどうしよう、と頭を抱える一方通行に御坂妹は無表情のままクスクスと笑いながら(恐い)
「どうせ関係各位に花束持って回るつもりでしょう?
なんなら念の為の精密検査で学園都市を訪れている14510号と20000号にも会って来て上げて下さい。
……………そしてあなたの弟を助けてあげて下さい、とミサカは助言します」
「お、おォ?」
後半は良く分からなかったが、14510号と20000号といえば学園都市外の支援機関が襲撃を受けた際に被害にあった個体の筈だ。
見舞いに顔くらい出すのは道理だろうと、一方通行は彼女らの病室を訪れた。
そこで、
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