過去ログ - 打ち止め「あなたのYシャツ貸して欲しいな!ってミサカはミサカは…」一方「あァ?」
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最終話 『部屋ととある二人とミサカ』
[saga]
2011/02/20(日) 23:30:04.01 ID:gngUMmaQ0
意気揚々と13577号が病室を飛び出すと(恐らく第七位の下へ弟子入りとやらに行ったのだろう。いいのかソレで)、
再び自分と同じ顔をした存在がおずおずと自分から目を反らした。そんなソイツに隣に居た妹達の一人は、
「大丈夫ですよ、07号。動物園のライオンだって飼われている分には大人しいものです、とミサカは07号を促します」
俺は動物園のライオンと同義か、コラ。
「弟が素直に兄に甘えたって、何のバチも当たりませんよ。とミサカは再度07号へ囁きます」
『兄』、という言葉に少しばかりこそばゆくなる。良く分からないが超電磁砲も妹達を『妹』と認識したとき、こんな気分だったのだろうか。
「あ、あの……一方通行07号、です……。は、初めまして……オリジナル」
コイツらにも随分と個性があるらしい。
妹達にしろコイツらにしろ時折焦ったり引いたりする事もあるが、これはきっと良い傾向なのだ。
「このミサカ10039号と一方通行07号は大の親友なのです。ゲーセンで太鼓の達人を2人プレイする仲なのです。羨ましいでしょう?」
仲良くしてやってくれンのは本当に有難いんだが、後ろでウチの弟「太鼓の達人って何ですかー」とか抜かしてるんだが。
「当り前です。これからしていく予定なんですから、とミサカは最近になって他のミサカより微妙に大きくなった胸を張ります」
張らんでいい張らんでいい。つーか全部お前の妄想か。
「他のミサカ達も、段々と彼らとの共存の道を歩んでいく事でしょう。
手本となるべき兄のあなたが怖気づいたりすんじゃねえぞ、とミサカは一方通行に忠告しておきます」
…………まさか、特力研での遣り取りをネットワーク介して見ていたんじゃないだろうな。
より個性ある腹黒個体たちに徹底的に絞りとられる事を覚悟しながら、俺は次の目的地へと向かう。
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