過去ログ - 打ち止め「あなたのYシャツ貸して欲しいな!ってミサカはミサカは…」一方「あァ?」
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955:最終話 『部屋ととある二人とミサカ』[saga]
2011/02/20(日) 23:32:40.89 ID:gngUMmaQ0



番外個体の部屋の前に行くと、膝を抱えたヒーローがグスグスと泣いていた。何があったかは容易に想像がついたので敢えて声は掛けない。
そして俺は同じ轍は踏まン、とノックをしてから返事が返って来るのを確認して入出する。



「やっぱりあくせられーたは違うんだよ、とうまなんかノックせずに入ってみさかわーすとの着替え見たんだよ!」
――――――やっぱりか。此処まで来るとラッキースケベも確かに不幸の一環な気がしてくる。自業自得だが。



「ミサカはあなたになら裸見られても良かったんだけど。逆騎上位で腹上死させるってのもアリだと思うし」

「ココココココラ、女の子がそんな破廉恥な事言わないの!」



「あひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!お姉様ったらこっども〜〜」と笑いこける番外個体に超電磁砲は「いいからちゃんとした言葉遣いを学びなさい!」
と叱りつけている。なるほどアレが『姉』の姿か。一方通行は一つ学んだ。


ねえお姉様、ちょっとだけ二人にしてよ。そっちの暴食シスターも。
番外個体の言葉に超電磁砲は納得したように、シスターは不思議そうな顔で部屋を出る。
俺も、その真意が読み取れない。






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