493:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/11(金) 14:52:44.54 ID:0W0wBUkpo
髪を乾かし、その髪を結んで机に向かう。
エアコンの音に、シャーペンの芯が紙に当たる音が混ざる。
携帯は手元に置いてるけど、至って変化はない。
494:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/11(金) 14:53:17.05 ID:0W0wBUkpo
少し、のつもりが、随分時間が経っていたみたいだ。
夕飯だと呼びに来たままの声で目を覚ます。
味もあまり気にせず、ぼーっとしたまま夕飯を口に運ぶ。
495:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/11(金) 14:53:48.66 ID:0W0wBUkpo
椅子に座って、ノートと参考書を開いて。
それでもペンを持つ気にはなれなかった。
496:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/11(金) 14:54:53.92 ID:0W0wBUkpo
携帯の電源を入れる。
起動までかかる時間すらもどかしい。
やっと起動した携帯に、次々受信するメールたち。
497:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/11(金) 14:55:48.71 ID:0W0wBUkpo
From 律
「み」
_________________________
498:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/11(金) 14:56:19.06 ID:0W0wBUkpo
澪すき焼き?
…ん?
「き」のメールが着たのはつい先ほどのようだ。
499:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/11(金) 14:57:45.08 ID:0W0wBUkpo
律『澪?』
澪「うん、今大丈夫?」
律『大丈夫だよ』
500:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/11(金) 15:00:16.78 ID:0W0wBUkpo
律『ていうか、何で無視するんだよ!』
澪「違うよ、携帯の電源切ってた」
律『…寂しいだろ!』
501:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/11(金) 15:01:16.94 ID:0W0wBUkpo
澪「…会いたいのは、わたしだって一緒」
律『そっか…』
澪「好きだよ、律」
502:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/11(金) 15:02:31.26 ID:0W0wBUkpo
澪「…ごめん、本当はすごく嫉妬したんだ」
律『ん?ああ…いいって』
澪「でも面倒くさいって思われたくなくて、あんな風にしか言えなかった」
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