過去ログ - 麦野「ねぇ、そこのおに〜さん」2
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46:とある星座の偽善使い(フォックスワード)禁書目録―10
2010/12/10(金) 20:49:52.62 ID:cEJvgoAO
〜第七学区・打ち捨てられた工事現場〜

麦野「ブ・チ・コ・ロ・シ・か・く・て・い・ね」

ステイル「…Fortis931(我が名が最強である理由をここに証明する)…!」

共に『必殺』を名乗り上げ、闘争の女神に宣誓しあうかのように言葉を紡ぐ両者。
ルーンカードを片手に咥え煙草を放り捨てる…ステイル=マグヌス!

ステイル「Kenaz PuriSazNaPizGebo(炎よ!巨人に苦痛の贈り物を)!!!」

放物線を描く煙草の軌道がそのまま炎成る剣と化し…ステイルは眼前に立ちはだかる名も知らぬ魔女に対峙する。

麦野「へえ…?それが魔術…?発火能力で言えばレベル4の上位ってとこかしら?」

初めて目の当たりにする非科学(まじゅつ)にドス黒い笑みが浮かぶ。インデックスの言葉の裏は取れたと言わんばかりに。

ステイル「光栄の至り…と言って欲しいかい?僕のレベルが君達能力者で言う4ならば…そういう君のレベルはいくつかな!」

轟ッ!とステイルが手にした炎剣を振りかぶる。3000度を優に越す灼爛の一撃が、刃の軌道を持って麦野へと飛来し―

麦野「合ってるのは『4』だけだよ!!オカルト野郎ォォォォォォ!」

麦野が左手を振るう。瞬時に光の糸で編まれたような防盾が麦野と炎剣の狭間に生み出され――

ドオオオオオオォォォォォォン!!!

ステイル「クッ…!」

衝突の瞬間、麦野は原子崩しの防盾の制御を放棄し、瞬間的に暴走状態と為して指向性を無くした力場を破裂させた。
飛来した炎剣は爆裂によりちぢに乱され工事現場の粉塵が舞い上がる。

ステイル「AshToASh…DustToDust…SqueamishBloody Rood(灰は灰に…塵は塵に…吸血殺しの紅十字)!!!」

即座に追加呪文を詠唱し、真紅の炎剣に次いで蒼白の炎剣を現出。二刀流に構えそれをXのアルファベットをなぞるように粉塵ごと切り裂く!



ステイル「消えた!?」


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