過去ログ - 麦野「ねぇ、そこのおに〜さん」2
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50:とある星座の偽善使い(フォックスワード)禁書目録―13
2010/12/10(金) 21:02:19.49 ID:cEJvgoAO
ステイル「!?」

麦野が懐中に手を突っ込む。その手にしているものは…トランプ大の拡散支援半導体(シリコンバルーン)。麦野の原子崩しを一枚の拡散支援半導体につき、14本まで拡散させ乱れ撃たせる…麦野沈利の切り札。

麦野「そっちがキング(魔女狩りの王)なら私はクイーン(原子の女王)…なら、キングに勝つには…!」

ステイル「(マズい!!!)」

バッと空中に何十枚もの拡散支援半導体がバラまかれる。ステイルにはそれの正体はわからない。
だが直感で、本能で、理解する…あれは必殺の一撃だと!

麦野「ジョーカーしかないわねェェェェェェェェェェェェェェェ!!!」

ステイル「潰せェェェェェェイノケンティウスゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!」

禁書「しずりぃぃぃ!」

インデックスは見た。空中に放られたカード全てを麦野の原子崩しが貫いたのを。

ステイル「(しまった…ルーンが)」

ステイルは見た。乱れ撃ちの光の豪雨が、ルーンの仕組みもイノケンティウスの弱点も知らない能力者が、ルーンを設置した裏路地ごと、工事現場全てを斜線で薙払うのを。

麦野「伏せなインデックスゥゥゥゥゥ!!!」

麦野は見た。光に全てが包まれていく中…赤毛の神父が倒れ、紅蓮の巨人が崩れ落ちて行くのを

ズッ…┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ドド…


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