128:泥源氏 ◆88arEec0.g[sage]
2010/12/19(日) 00:05:57.66 ID:1SFGj3oo
芳川は、瞬時にして顔色が変わる。
129:泥源氏 ◆88arEec0.g[sage]
2010/12/19(日) 00:07:47.86 ID:1SFGj3oo
「本当に本当なの……? ってミサカはミサカは恐る恐る聞いてみる」
「まァな。なかなか信じがたいかもしれねェが、間違いねェ……よな?」
130:泥源氏 ◆88arEec0.g[sage]
2010/12/19(日) 00:09:44.14 ID:1SFGj3oo
はしゃいで戯れる打ち止めと、言動とは裏腹に愛おしそうな番外個体は、
傍目に見ても姉妹のように見えて。
131:泥源氏 ◆88arEec0.g[sage]
2010/12/19(日) 00:18:18.20 ID:1SFGj3oo
――――
132:泥源氏 ◆88arEec0.g[sage]
2010/12/19(日) 00:20:41.33 ID:1SFGj3oo
結局あの後、感動の再会と家出人の帰宅を祝して飲み会をすることになり、
晩飯はあり合わせと出前で済ますことになった。
最初少しぎこちなかった番外個体も、打ち止めとなにやら二人で内緒話をした後、
すっかり打ち解けてバカ騒ぎに加わっていた。
133:泥源氏 ◆88arEec0.g[sage]
2010/12/19(日) 00:23:44.93 ID:1SFGj3oo
「だけどよォ、お前はいくらなンでも暴れすぎだろォが……」
「ふふふ、イイ身体していたと思わなかったかな?
134:泥源氏 ◆88arEec0.g[sage]
2010/12/19(日) 00:26:13.01 ID:1SFGj3oo
「――――そォか。俺はそンな度量の小せェ男に見えるか?
オマエらは全員俺のもンなンだから、無意味な心配してンじゃねェよ」
135:泥源氏 ◆88arEec0.g[sage]
2010/12/19(日) 00:29:58.03 ID:1SFGj3oo
そんな彼の手には、一枚のメモリが握られている。
136:泥源氏 ◆88arEec0.g[sage]
2010/12/19(日) 00:34:33.93 ID:1SFGj3oo
――――
137:泥源氏 ◆88arEec0.g[sage]
2010/12/19(日) 00:37:41.51 ID:1SFGj3oo
そんなわけで決定的にずれている二人だが、
彼らも話を聞けと言われれば聞くぐらいには仲良くなっているわけで。
いい加減上条も御坂の相手をするために立ち止まり、
まだ漏電しているようすの彼女の方を振り返った。
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