過去ログ - 「大好きだよ、一方通行」
1- 20
149:泥源氏 ◆88arEec0.g[sage]
2010/12/19(日) 19:28:25.51 ID:1SFGj3oo



「なんで、何でなのよぉぉぉぉおおおお!!!」



 バチィィィイイイッッと、
 彼女の体より漏れ出る電流が、鞭のように暴れ狂う。
 近くにある街灯が砕け散り、ガラスの破片が砂塵に消えた。


「……あちゃー、キレてるねー」

「これはまずいよ、私たちで止めなきゃってミサカはミサカはのんびりしている
番外個体を促してみる!」

「そうだね、まずいねこれは……」

「アンタたちはどきなさいっ! 私はそいつに用があるの!!」

「…………」


 彼女の視線の先には、一方通行が微動だにせず立っている。
 前髪に隠れて表情は見えないが、その落ち着きがまた彼女にとっては腹立たしい。


「これは何? なんなわけ?? まだ懲りてないっての!?
何とか言いなさいよこの殺人鬼っ!! ……だからアンタたちはどきなさいって
言っているのよッ!!! 巻き込まれたいのッッ!!?」

「……ミサカたちはどかないよ、ってミサカはミサカはいくらお姉様でもこの人を
傷つけることは許さないって宣言してみる!」

「そう、だね。やるならミサカたちから―――」





「……オマエらはどいてろォ」







<<前のレス[*]次のレス[#]>>
736Res/480.67 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice