149:泥源氏 ◆88arEec0.g[sage]
2010/12/19(日) 19:28:25.51 ID:1SFGj3oo
「なんで、何でなのよぉぉぉぉおおおお!!!」
バチィィィイイイッッと、
彼女の体より漏れ出る電流が、鞭のように暴れ狂う。
近くにある街灯が砕け散り、ガラスの破片が砂塵に消えた。
「……あちゃー、キレてるねー」
「これはまずいよ、私たちで止めなきゃってミサカはミサカはのんびりしている
番外個体を促してみる!」
「そうだね、まずいねこれは……」
「アンタたちはどきなさいっ! 私はそいつに用があるの!!」
「…………」
彼女の視線の先には、一方通行が微動だにせず立っている。
前髪に隠れて表情は見えないが、その落ち着きがまた彼女にとっては腹立たしい。
「これは何? なんなわけ?? まだ懲りてないっての!?
何とか言いなさいよこの殺人鬼っ!! ……だからアンタたちはどきなさいって
言っているのよッ!!! 巻き込まれたいのッッ!!?」
「……ミサカたちはどかないよ、ってミサカはミサカはいくらお姉様でもこの人を
傷つけることは許さないって宣言してみる!」
「そう、だね。やるならミサカたちから―――」
「……オマエらはどいてろォ」
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