243:泥源氏 ◆88arEec0.g[sage]
2010/12/24(金) 01:12:48.48 ID:8DNNsh6o
聞こえた声に皆で振り向くと、そこには一方通行がイの一番に電話した、
カエル顔の医者が立っていた。
「……あいつはどォだ、まだ寝てンのか?」
「ようやく起きたみたいだから、私は呼ばれてきたんだよ?
ちょうどいいタイミングだったかな?」
「それで、診察はすでにしたんでしょう? ――――彼女は、どうなの……?」
誰かが、息をのむ音がした。
一方通行も、知っているはずなのに、汗が浮き出る。
カエル顔の医者は重々しく口を開け、
「――――三カ月、だね。彼女は妊娠しているよ」
と、告げたのだった。
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