364:泥源氏 ◆88arEec0.g
2010/12/29(水) 01:47:37.87 ID:pe4j396o
「ザ・子供の敵に言われたくないなぁ……
久しぶりに、キレちまったよ……屋上行こうぜぃ……」
「俺たちを呼んで俺たちに嫉妬してりゃ世話ねェなァ(笑)
言うとおり俺は乳繰りあってくるから、
オマエは妹ネトラレものAVでも見て泣きながらシコってろよ」
「テメェェェこのキチペド野郎ォォォおお!!」
「来いやシスロリヤロォォォォォォォおお!!」
「ちょぉっと待てェェェェッッ!!」
泣きながら殴りかかろうとする土御門を止めたのは、
いつの間にか現れた隣人の上条だった。
他の二人は離脱準備に入っている。
止める気なしである。
「止めるなカミやんっ!! コイツを殴らなきゃ気がすまねぇ!」
「落ち着け土御門っ!! 一方通行を殴ったって、きっと虚しいだけだっ!
失うものが多すぎる!! プライドも、寝床も、俺の部屋も――――」
何気に彼の切実な願望も吐露されるが、
ソレも今の土御門には届かない。
うおおおォォおォオオ……
哀しき野獣の雄叫びで満たされたこの部屋に、
外で流れるジングルベルは、聴こえてこなかった。
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