476:泥源氏 ◆a15dGnhq8NbI
2011/02/08(火) 22:14:08.12 ID:99QDuSj2o
髪の毛が、みるみるうちに白く枯れていく。
双眸が、みるみるうちに紅く歪んでいく。
「さァて、俺に喧嘩を売った代償を払ってもらうぜェ――――」
ニタァッと、
更に深く禍々しい笑顔を浮かべた彼は、空から、視界から消失。
いや、目にうつるスピードを越えていた、のだろう。
すでに彼は別のビルで、
二発目のミサイルを放とうとしていた者の目の前に立ち塞がっていた。
「なァ――――番外個体(ミサカワースト)ォ」
彼の鼻先で大きなミサイルランチャーを構える女は、
一昨日の夜に一方通行を襲ったミサカワースト。
堕天使の目の前に捧げられた贄は、ただただ怯えることしかできなかった。
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