54:泥源氏 ◆88arEec0.g[sage]
2010/12/16(木) 00:07:46.36 ID:Za4F0vMo
『怒るな怒るな、俺だってお前の機嫌を損ねたいわけじゃあない。
ただお前に親船から伝言があったからな。
これでも、早朝から面倒なお仕事だったんだぜ?』
「……そりゃァご苦労なこった。ンで伝言「私の下着は?」
……チィ、ンなもンねェ!! 「えーーっ!!」……伝言を早く言え」
『…………』
「……オィ、早く伝言を「お風呂に入ってるね、待ってるよん♪」……言え」
『…………』
「…………」
――――沈黙。
鈍い一方通行にもこの間の意味が解った。
『………………』
「……あ、あァ、えェっとなァ……そのォ、うン……」
『ヒグッ 伝言は グスッ メールれ ウッ おぐる アゥ』
「なンで泣く!!??」
『うるべーーっっ!! リア充はじねぇぇえええ』ピッ
「なッッ!?」ツーツー
……嫉妬だった。見苦しいまでの嫉妬だった。
結局、かけ直しても通じることはなかったという。
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