601:泥源氏 ◆a15dGnhq8NbI[saga]
2011/04/10(日) 01:46:29.73 ID:OD//0ETBo
『君は守護者として良くやっている。少しだけ手こずったよ。
情報トラップ、マンションのセキュリティ強化、親船最中の手まで借りて打ち止めを護衛するとは。
まぁ、軍隊の前では無力だがね』
必死だった。
彼は、打ち止めを傍で守ると誓った時から、
徹底的かつ隠密に打ち止めの防衛に専念してきたのだ。
『結局、君は耐えかねた。専守防衛ではジリ貧と考えたのだろう、私の元に討って出た。
――――その時点で、君の負けだよ』
自信があった。
自負が、あった。
最強とは、果たしてなんだったのか。
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