663:泥源氏 ◆a15dGnhq8NbI[saga]
2011/04/10(日) 20:03:53.89 ID:OD//0ETBo
雪、というより、破片。
そう、これは一方通行が先ほど打ち破り舞い上げた殻。
触れば溶けてしまう、幻想の欠片。
「――――何だろう、スゴく落ち着くよ」
「傷が治っていく……?」
その欠片は、
まるで愛を形にしたような、そんな奇跡だった。
一方通行は、一つ大きく羽ばたき、空へと溶けていく。
まるで、彼が幻だったかのように。
神々しくも、儚く、切なく、夢物語は紡がれる――――
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