70:泥源氏 ◆88arEec0.g[sage]
2010/12/16(木) 21:13:54.74 ID:Za4F0vMo
ようやく話は終わったようだ。
というか、何気に迷惑かける気満々である。
「……あー、終わったのか?」
「うんっ! 経緯は良くわかったかな? かな?」
「……そォいうネタはやめろ、反応に困るから。まァ、そォだな、突っ込み所は多いが、
取り敢えず、なンで無能力者(レベル0)になってンだ?
お前が番外個体(ミサカベスト)ってンならおかしいだろォ」
昨日は普通に流したものの、よく考えてみればおかしい話だ。
彼が今まで見てきた個体の中で無能力者であるものは見たことが無く、
クローン技術的にみても確率的にみても、先天的ということは考えづらい。
ということは、後天的に能力を何らかの方法で失ったということになるのだろうか。
「うん、まぁミサカも、ちょっと前までは大能力者(レベル4)程度の能力はあったんだけど、
色々実験やっているうちに、いつの間にかなくなっちゃった。
おそらく御坂美琴(オリジナル)が、こうなることを本質的には望んでいるからじゃないかな?」
「……あァ?」
「だって、ミサカはクローンだよ? なんとなくわかるの。
御坂美琴は、‘普通の女の子’に憧れている、ってね。
だから研究員たちは拘ったんじゃないかな?
番外個体(ミサカベスト)は、能力の無い‘普通の女の子’にしようって。
ダーリンにもその気持ち、わかるんじゃない?」
あくまでも推測だけどね、と彼女は笑った。
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