72:泥源氏 ◆88arEec0.g[sage]
2010/12/16(木) 21:22:20.22 ID:Za4F0vMo
…………こんな顔を、この顔でされてしまったら、彼には断る術がない。
(事後承諾だろォが、今更変更不可能、この先一方通行ってわけか)
「ったく、俺の傍にいるってことは、危険だってことだ。そこンとこ承知しとけよ」
「……うん」
(ただただ、今は踊らされてやる――――)
誰かの、何らかの意図が介在する事は、間違いがない。
どんな意図であろうとも、どんな悪意からも、彼女を、守る。
それは、彼が彼女に会ってしまった時点で、決まっていた事だったのかもしれない。
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