過去ログ - 紬「心に響いたの」
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21:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2011/01/05(水) 08:35:42.45 ID:/fpq1dMo
確かにけいおんでやる意味ねえが
おもしろい 支援


22:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2011/01/05(水) 12:39:44.51 ID:klsOZgDO
確かに不快
支援


23:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2011/01/06(木) 08:21:48.70 ID:1OGeV2DO
もう少し書き溜めてから立てようぜ


24:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2011/01/06(木) 22:40:07.52 ID:6G3i3jc0
斉藤の運転する車に乗せられ、学校へと向かう。
一ヶ月ぶりの学校ではあるが、気は全く進まなかった。
何せ、今日は授業を受けに来たのでは無いのだから。

医師の話では、「現代医学では、現状固定、あるいは失聴」という結果だった。
以下略



25:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2011/01/06(木) 22:44:38.85 ID:6G3i3jc0
軽音部室前。
皆にも、顔を見せなければならない。
治療に専念する為に面会拒絶になっていて、皆と会うのは久しぶりだった。
会いたい。でも皆は今の私を知ってどう思うだろうか。
扉をノックする。
以下略



26:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2011/01/06(木) 22:50:21.51 ID:6G3i3jc0
「まずは……長い間入院してて、迷惑掛けてごめんなさい。
 お菓子も持ってこれなかったわ。
 ……それでね、私の耳はこれからどうなるのか分からないの。
 今右耳が聞こえなくて、左耳は聞こえにくくて……近い内に補聴器も使う予定よ。
 お医者様は、『今のままか、左耳も聞こえなくなるか』って言ってた。
以下略



27:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2011/01/06(木) 22:54:20.05 ID:6G3i3jc0
「皆の為に、軽音部に名前は置いておくね。廃部になっちゃうから。
 でも、もう部活にはほとんど参加出来ないと思う。
 だから今日はその挨拶に来たの」

周りの雰囲気は沈んでしまっていた。
以下略



28:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2011/01/06(木) 23:00:01.76 ID:6G3i3jc0
「やる……私もやるよりっちゃん……!」

「良い案だよ律……!」

何で唯ちゃんと澪ちゃんはやる気を出しているんだ。
以下略



29:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2011/01/06(木) 23:06:57.42 ID:6G3i3jc0
思わず椅子から立ち上がる。

「……本当にただの我儘じゃない……!」

対してりっちゃんも立ち上がる。
以下略



30:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2011/01/06(木) 23:12:24.21 ID:6G3i3jc0
そして今。唯ちゃんと澪ちゃんに飛びつかれ、離してもらえそうにない。
この二人はいつまで泣き続けるつもりだろう。

「ムギ、わりーな。耳大丈夫か?」
以下略



31:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2011/01/06(木) 23:16:21.96 ID:6G3i3jc0
翌日。一か月ぶりの登校だ。
朝のホームルームで、私の耳について先生から皆へ、簡単な説明がされる。
クラスメイトの反応は様々でりっちゃん達のような子も居れば、あからさまに私を避ける子も居た。
私の事はあっと言う間に学年に広まったようで、廊下を歩けば周囲のひそひそ話が一々目につく。
気にならないと言えば嘘になるが、りっちゃん達がいつも傍に居てくれるお陰で、捻くれることは無かった。
以下略



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