117:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/24(月) 18:32:10.86 ID:o7n1wXi3o
<翌日.家>
青年「……」
少女「降ってますねえ」
青年「ああ。絵を描きに行けない」
少女「雨はお嫌いですか?」
青年「そうでも、ないかな? 雨の音は結構好きだよ」
少女「じゃあわたしと一緒ですね。雨の日の落ち着いた空気が好きなんです」
青年「分かるよ」
少女「よいしょ、っと」
青年「できた?」
少女「ええ。こんな感じです」
青年「いい感じに焼けたね」
少女「ええ、昨日のりんごがうまくなじみました。早速いかがですか?」
青年「いただくよ。――うん、おいしい」
少女「よかった」
青年「雨の日にアップルパイっていうのもなかなかいいね」
少女「そう言ってもらえると幸いです」
青年「君も食べたら?」
少女「ええ、では」
・
・
・
青年「ごちそうさま」
少女「満足していただけました?」
青年「存分に」
少女「ふふ、うれしいです」
青年「さて……」
少女「暇そうですね」
青年「はは、否定できないな。普段絵ばかり描いてると、他の時間つぶしが思いつかない」
少女「じゃあ、いいものがありますよ」
青年「いいもの?」
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