過去ログ - 上条「この天然フラグメーカー娘が……」美琴「あ、アンタに言われたくないっ!」 他
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85: ◆MDOfmX8bYE[saga]
2011/01/29(土) 15:45:30.47 ID:e4ab6Boio

 気が付けば、夜は明けていて、いち早く目を覚ました上条当麻が、

 何故か同じベッドに三人川の字(普通こういうシチュだと男が真ん中の筈なのになんで美琴が真ん中だったのだろう?)で寝ていて顔面を蒼白にしたものの、

 続けて目を覚ましたインデックスと美琴は何事も無かったかのように朝の挨拶を交わした。

 何故か二人とも顔を赤く染めつつ、どこかよそよそしい態度を取っていたのが気がかりだが、

 そこは触れてはいけない約束だった(あれ、約束ってなんだ?)ので、上条当麻は黙殺しつつ、今日の予定を記憶から掘り起こす。



「そうだ、今日は折角の休日だし、久々に三人で遊びに行くんだった」

「そうよ、前から楽しみにしてたんだから! さって、とりあえずは気合入れて朝食とお弁当作るわよー!」

「わーい、みことのご飯とお弁当ー! わ、私も手伝うんだよ!」

「そんな事言ってつまみ食いする気じゃないでしょうねー?」

「うー! ひどいんだよ!」

「だっていつも作ってる最中に一人分何かが無くなってるのよ、毎回それを見越して作らなきゃならないこっちの身にもなってよね」

「みことの料理が美味し過ぎるのが悪いかも!」

「何よその理論……」

「ははは、ほら美琴もインデックスも、その辺にしないと出掛ける時間が遅くなっちまうぞ」

「「はーい」」



 そうして、その日の”前日”は無かった事にされたのだった。

 いや違った、忘れたんだっけ? あれ、やっぱりよく分かんねぇや、うん。



 〜どうしてこうなった〜




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