59:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]
2011/01/08(土) 02:12:33.52 ID:5oF6CZwo
少女「ふー。激戦の後のお茶は美味しいですね」
少女「一方的な蹂躙だった? これは失礼」
60:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]
2011/01/08(土) 02:13:19.75 ID:5oF6CZwo
夜になってふと思い出した。
あのときお爺さんは
『これが最後だから』
61:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]
2011/01/08(土) 02:14:25.45 ID:5oF6CZwo
少女「はっ、はっ……」
タッタッタッタ…… ガラガラ!
62:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]
2011/01/08(土) 02:14:52.26 ID:5oF6CZwo
結局、お爺さんの遺体は寝室で見つかった。
眠るように、実際ベッドに寝たまま亡くなったようだ。
わたしは立ち尽くした。
63:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]
2011/01/08(土) 02:16:55.04 ID:5oF6CZwo
少女「……」
少女「……」
64:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]
2011/01/08(土) 02:17:26.34 ID:5oF6CZwo
少女「……」
少女「いえ、違います。こう言うとあれですけど、お爺さんが亡くなったことはもう吹っ切れてるんです。勝ち逃げされたのは癪ですけど」
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2011/01/08(土) 02:17:54.27 ID:5oF6CZwo
少女「ちょっと待ってください、なんでナチュラルに警察に通報しようとするんですか。まずは話を聞いてください」
少女「えーとですね、わたしお爺さんにある小さな嘘をつきとおしてたんです」
66:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]
2011/01/08(土) 02:18:34.83 ID:5oF6CZwo
少女「正確には――よっこらしょ!」
ドサ ザザザ……
67:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]
2011/01/08(土) 02:19:43.20 ID:5oF6CZwo
少女「そのお婆さんというのは、お爺さんの奥さんなんですよ」
少女「……だったんです、の方が正確でしょうか」
68:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]
2011/01/08(土) 02:20:12.67 ID:5oF6CZwo
少女「もちろん、お爺さんに、お婆さんは死んだという現実を突きつけることはできました」
少女「でもわたしはそうしなかった。それがお爺さんのためだと思っていたから」
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