過去ログ - 上条「まきますか? まきませんか?」
1- 20
117:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]
2010/03/21(日) 17:18:59.26 ID:TgoUeT2o

(うんうん、これなら大丈夫そうですね)

 それだけで苦労が報われたような気持ちになり、小萌も嬉しそうな笑みを浮かべた。
以下略



118:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]
2010/03/21(日) 17:19:26.99 ID:TgoUeT2o

「言われたの、ですか?」

 鸚鵡返しに問う小萌。
以下略



119:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]
2010/03/21(日) 17:19:59.17 ID:TgoUeT2o

 見上げてくる少女の視線は、まるっきり純粋なものだ。わざと小萌を困らせてやろうとか、そういう意図があるようにはまったく見えない。

 いやそもそも、この少女は先ほどまでここで泣いていたのだ。不安を覚えていたこの娘がわざわざ嘘を言う可能性など皆無であると言えた。
以下略



120:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]
2010/03/21(日) 17:20:25.40 ID:TgoUeT2o
(・・・仕方ないですねー。シスターちゃんと姫神ちゃんには電話することにしましょう)

 ちらりと自分の背後に置いてある買い物袋を見る小萌。自分のアパートはすぐ近くであったが、事態が事態だ。こっちのことを優先させることにする。

「じゃあヒナちゃん」
以下略



121:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]
2010/03/21(日) 17:20:51.25 ID:TgoUeT2o


・・・・・

・・・
以下略



122:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]
2010/03/21(日) 17:27:06.33 ID:TgoUeT2o


 学園都市第七学区・常盤台中学学生寮。

 石造り三階建ての、洋館と見間違う風のその建物も、今日はどこか浮ついた雰囲気に満ちていた。
以下略



123:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]
2010/03/21(日) 17:36:15.47 ID:TgoUeT2o


「はー」

 と、白井黒子は若干の疲れが残ったため息を吐いた。
以下略



124:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]
2010/03/21(日) 17:36:41.61 ID:TgoUeT2o

 深夜に呼び出しを受けた自分に気を遣ってくれたのだろう。白井が目を覚ましたところ、普段はきちんと畳まれて整頓されるはずの美琴のベッドが、そのままになっていたのである。

 そこに潜り込まない道理はない。
以下略



125:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]
2010/03/21(日) 17:37:09.09 ID:TgoUeT2o

 電撃使い襲撃事件。

 それはそのように呼称されていた。
以下略



126:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]
2010/03/21(日) 17:37:36.45 ID:TgoUeT2o

(・・・被害者は、能力が使えなくなっていること)

 白井が、すう、と目を細めた。
以下略



808Res/714.60 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice