過去ログ - 上条「まきますか? まきませんか?」
↓
1-
覧
板
20
238
:
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
[sage saga]
2010/05/09(日) 23:28:39.83 ID:vaxFE6Io
「C・F・A!」
インデックスの声が周囲の喧噪を圧して響き渡った。
―――!?
瞬間、『鳥籠』の左腕が真上に跳ね上がった。
強制詠唱。
術者と媒介を結ぶ糸に介入する、魔力を用いない魔術だ。
本来ならば自動制御の相手にこの技は効果がない。だが、インデックスは知っている。インデックスには理解できる。
薔薇乙女は契約者の力を吸収し、それを用いて魔術を使っている。実際に遠隔的に操作をしていなくても、魔力媒介としての意思疎通は行っているのだ―――簡単に言えば『この魔力を用いて攻撃せよ』『この魔力を用いて回復せよ』『魔力が足りない』『魔力をよこせ』
ならば、そこに介入する余地がある。
「っ!」
しかし鞭の動きは剣のように即座に変わるわけではない。
結果的に斜めを描いた左腕を、上条は沈み込むことで辛うじて回避。
そして崩れた体勢のまま、
「うおおっ!」
上条が再び幻想殺しを叩き込む!
―――!
『鳥籠』から動揺の気配。
鞭の一撃は、回避されればそのまま慣性力によって自由を制限する。伸び上がった左手はまだ勢いを失っていない。
当たる。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
808Res/714.60 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 上条「まきますか? まきませんか?」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1294924718/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice