過去ログ - 上条「まきますか? まきませんか?」
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382:上条と真紅 ◆zEntDqWLlc[sage saga]
2010/10/20(水) 21:39:47.12 ID:bP1JOXMo
「……」

 真紅は肩越しに翠星石を見た。

 今度は猫を抱えたインデックスに「私はインデックスって言うんだよ」と言われ、こっちには「す、翠星石ですぅ」と応じている。
 
 それを見た上条が「インデックスには返事をするのになんで俺だけ……不幸だー!」などと仰け反り、またそれで翠星石がビクビクと隠れてしまう。

 これはこちらで促さなければ、話になるまい。

 そう判断した真紅はもう一度ため息。そして、

「……ところで」と、翠星石に向き直った。

「翠星石。貴女、どうしてここがわかったの? ここを知っているのは水銀燈しかいないと思うのだけれど……」

「え」

 妙な表情で翠星石が固まった。

「そ、それはその……」

「ええ」

「その、ですね」

 翠星石は、なにやら言いづらそうにモジモジとしている。

「?」

 眉根をつめ、軽く首を傾げる真紅。

「どうしたの? はっきり言いなさい」

「あぅ、それは」

「それは?」

 翠星石は一瞬だけ迷ったように視線を泳がせた後、

「ホ、ホーリエ、ですぅ」

「「!?」」

 その名詞に、上条とインデックスが目を見開き、

「ホーリエ!? ホーリエが、どうしたと言うの!?」

 先ほどとは反対に、真紅が翠星石に詰め寄った。



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