過去ログ - 上条「まきますか? まきませんか?」
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443:上条と真紅 ◆zEntDqWLlc[sage saga]
2010/12/20(月) 00:26:42.88 ID:Rs5RHhoo
「……」

「……あいつは言いました」

「……」

「これは、革命だって。翠星石と蒼星石は、そのために目覚めさせたのだって」

「っ!?」

(革命? 『復讐』ではなく…?)

「あいつは悪いやつです。薔薇乙女の力を悪いことに使おうとしてるです。だからそんなのイヤって言ってやったです。そうしたら蒼星石が」



『マスターの意向に従わないなら契約は不成立。ここは君のいるじゃあない。……さようなら翠星石』



「翠星石は悲しくなって悲しくなって、一人飛び出してきたんです……」

「……」

「お願いです真紅! 翠星石と一緒に蒼星石を助けてほしいです! このままじゃ前みたいに、蒼星石が……!」

 バン、とテーブルを叩く翠星石。彼女のカップが倒れ、まだ残っていた紅茶がテーブルに広がっていく。 

 元々人形用のカップだ。中身はたいした量ではない。紅茶はテーブルの端から落ちることはなく、お互いのドレスが汚れることはなかった。


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