過去ログ - 上条「まきますか? まきませんか?」
1- 20
794:上条と真紅 ◆zEntDqWLlc[sage saga]
2013/10/15(火) 22:57:43.68 ID:wDeJ7wZ0o

「……、……」

「とうま」

 声をかけたのはインデックス。

 双眸に厳しい色を称え、上条を見ていた。

 ごまかさず、きちんと教えるべきだ。

 昨日、小萌の部屋で問い詰められた時よりも、はっきりとインデックスの瞳は言っている。

「……」

 それに押されたように、姫神に視線を移す上条。

 アウレオルスとの闘いを語るなら『吸血殺し』にも言及しなくてはならない。

 それは彼女の古傷を掻きむしることと同義である。

 いいのか、と問い掛けに、

「構わない」と、姫神は頷いた。

 それから彼女は、まだダメージを引きずった脚を動かし、上条の隣に立った。

「全て始めから説明するには時間がないけど」

 美琴と白井に向き直り、

「でも質問してくれれば。それに答える。聞きたいことがあるなら。手短に聞いて」

 と、言った。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
808Res/714.60 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice