過去ログ - 浜面「俺は、どんな事してもお前を助けるって誓ったんだよ。インデックス」<br>
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48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/01/14(金) 10:05:10.54 ID:XFpD83OAO
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昨夜の落雷で起きた大規模停電はさり気なくこの街にかなりの被害をもたしていたらしい。

浜面がそれを知ったのは学園都市空中に常時浮かんでいる情報中継点となる飛行船からだ。

それによるとセキリュティシステムや都市機能の一部、果ては学校の端末までダウンしており復旧には時間がかかる。

――と、個人的にはあまり興味のないニュースは存外、街に住む学生の話題を集めているようで。

浜面「っと……明日は雨か」

飛行船を見上げそう呟く。予報とは名ばかりの天気予知によれば明日の夕方からは雨が降る。

浜面「まぁ出かける予定なんてないけど……ん?」

誰かに呼ばれた。

真夜中のような事を想像するが、その可能性は排除。流石に彼女も付き合った翌朝から自分を追い掛ける程暇な生活は送っていまい。

「――、――は」

それにこの抑揚のない声は聞き覚えがある。

浜面「っと、やっぱお前かよ。声かける時はもうちょっとでかい声で頼むわ」

ミサカ「申し訳ありません。とミサカは懇切丁寧に謝ります」

その華奢な体に似合わない無骨なゴーグルを装備し、自分の事ををミサカと呼んだ少女は抑揚のない、無表情な声でそう言った。


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