過去ログ - 浜面「俺は、どんな事してもお前を助けるって誓ったんだよ。インデックス」<br>
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73:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/01/16(日) 22:18:08.55 ID:VJ1TupNAO
浜面「――ハァッ――ハァッ」

呼吸が乱れる。

浜面「――づぁっ!!」
以下略



74:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/01/16(日) 22:18:42.55 ID:VJ1TupNAO
敵が腕を振り上げたその時にそれは来た。

キィィィィィィィン

煩わしく、耳障りで、不快で、嫌いで、少しうるさい音。
以下略



75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/01/16(日) 22:19:45.72 ID:VJ1TupNAO
不自然に能力者達の力が上がってきている。

そう呟いたのは、浜面が運転する車の後部座席に窮屈そうに座る駒場利徳だ。

浜面「はっ?何?なんだって?」
以下略



76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/01/16(日) 22:20:49.27 ID:VJ1TupNAO
浜面「いっつ……」

半蔵「大丈夫かよ浜面。頼むから事故んなよ?積み荷が壊れたら向こうも色々うるさいんだからさー」

んー。と生返事を返し運転に集中する。ハンドルを握る手は血や土で汚れており、指先が少し火傷していた。
以下略



77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/01/16(日) 22:22:06.11 ID:VJ1TupNAO
幻想御手。いわゆる都市伝説の一つとしてインターネット上に広まっている噂の一つで、能力のレベルを簡単に引き上げてくれる代物だという。

浜面「……んなもん本当にあんのかよ」

半蔵「確かに存在はするらしいぜ?使用者の書き込みも度々みるしさー」
以下略



78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/01/16(日) 22:23:00.34 ID:VJ1TupNAO

もし、もし本当にそんなものを手にしたら、自分は――

半蔵「まぁ、んなもんあったって使うわけにはいかねぇけどなっ!なぁ駒場のリーダー」
以下略



79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/01/16(日) 22:23:28.85 ID:VJ1TupNAO
半蔵「だいたいさー。何より、俺達だってもってるじゃねぇか。都市伝説の代物って奴」

能力者になっちまったら逆にあれ使えなくね?と、半蔵がケタケタと笑う。

都市伝説の代物。今浜面が運転している車の荷台に積んでいるそれの正式名称はキャパシティダウン。
以下略



80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/01/16(日) 22:24:24.67 ID:VJ1TupNAO
半蔵「難点は持ち運びに時間かかるぐらい?まぁそれもかなりマシになったけどさー」

駒場「……小型化には成功しているらしい……あの女が言っていた」

浜面「あの女って」
以下略



81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/01/16(日) 22:25:05.75 ID:VJ1TupNAO
キキィィィィィィ

反射的にブレーキを踏む。丁度よく着いたアジトの前で響き渡るコンクリートとタイヤの擦れる音は、キャパシティダウンよりもうるさいくて不快感を感じる音だった。

浜面「っぶねぇぇぇぇぇ!!!誰だよ急に飛び出してき、た……の……」
以下略



82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/01/16(日) 22:25:33.26 ID:VJ1TupNAO
車を降り、インデックスに駆け寄る。半蔵と駒場利徳もそれに続いた。

浜面「おまっ!……なんでこんなところに、怪我は?」

禁書「……ッ!」
以下略



83:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/01/16(日) 22:26:07.34 ID:VJ1TupNAO

駒場「……浜面、知り合いか?」

浜面「ああ」
以下略



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