過去ログ - 上条「愛してる」
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15:MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!)[sage]
2010/12/25(クリスマス) 07:18:45.43 ID:UETh2A.0
 
禁書の顔は全てを知っている顔だった 
 
美琴「分かってるわ…自分が許されないことをしたのは」 
 
美琴「でもこれからあいつをずっと支えようと思うの」 
 
禁書「そうやってとーまの優しさに甘えるんだね」 
 
禁書「とーまがどんな気持ちで許したのかも分からないくせに、甘えないで欲しいんだよ」 
 
美琴「なによ…それ、 アイツは… だって……」 
 
禁書「最初からとーまは短髪の為に許すつもりだったんだよ」 
 
禁書「とーまはもう歩けないんだよ。普通は許せる事じゃないんだよ。自分だけ背負えばいいと思ってるんだよ」 
 
美琴「なによ…それ」 
 
お互いが通じ合ったと思ったつい先ほどの出来事から数分 
自分の決意がこんなにも早く揺らぐとは思わなかった 
よく考えればそうだ 
自分がアイツと同じ立場になればどうする?許せるか? 
今はその自信はあるが、同じ状況になればどうだろうか 
歩けない体にされて、その人間が目の前に来て陳腐な謝罪をする 
許せないんじゃ……… 
美琴は踵を返し、上条の病室へと走る 
今日いくら涙を流したのだろう…未だに枯れず頬を伝う 
 
------------私はまだ許されて無い-------------


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