257:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/02(水) 04:53:33.57 ID:v39FFWdbo
確かに対価は値千金だ。麦野沈利に付ける値段に相応しい。
人に値を付けるなど言語道断だがこれなら確かに釣り合おう。
確かにこれは交渉だ。強奪でも脅迫でも陵辱でもない。
伸るも反るも麦野次第。選択権はあくまで麦野にある。
ただしそれが真っ当なものでないのは言うまでもなく。
用は人質交渉。
対価は『アイテム』。
垣根の全力を前にすれば麦野とて自分を守るのが精一杯で。
彼女でさえそれなのだから、他の面子がどうなるかは言うまでもない。
確実に巻き込まれ、確実に死ぬ。
それを止める術を麦野は持たない。災害を前に実力行使は不可能だ。
そして逃げる事もできない。彼女らは鎖に繋がれ囚われている。
無力と責められるはずもない。天災は何もかも平等に蹂躙する。
たまたま彼女たちの傍でそれが起こる。運悪く。
だから精々無事を祈ることしかできないが。
祈りは聞き届けられる。何故ならこれは交渉だ。
けれど人外に祈る場合、古今東西対価の相場は決まっている。
そういう場合は得てして人身御供をするものなのだ。
コイツは無理矢理犯すどころか。
自分で服を脱ぎ股を開けと言っている。
こんな取り引きを持ち出す輩を悪魔と言わず何と言う。
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