過去ログ - 御坂「名前を呼んで
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35:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]
2011/01/09(日) 15:00:35.91 ID:ebftp9go
「……何やってんだオマエ」

呆れたような声。そりゃそうだろう。
私は店内を一望できる大きな窓に半ば張り付くように両手を押し付け中を凝視していたのだから。
しゃがみ込んで。目尻も口元もだらしなく垂れ下がったまま、私はゆるゆるの顔で店内のそれを見詰めていた。

店内。そう、店の中。大きめの柵の中に毛布とかと一緒になって転がっていたのは。

つぶらな瞳をこちらに向けるにゃんこたちだったのだ……っ!!

ここは私のお気に入りスポットの一つ。小さな通りに面したペットショップだ。

何が素晴らしいかってここのショーウィンドウ、学園都市の最先端技術を大いに無駄遣いした電磁波とかカットしまくり仕様の特殊合成樹脂!
常時発散されまくってる電磁波のお陰で動物に嫌われまくりな私としては壁越しとはいえ至近距離で心行くまでにゃんこを愛でる事ができる貴重なポイントなのだっ!!

そんなこちらの苦難とか煩悶とかその他もろもろ色んな感情とかを知る由もない子猫たち(多分生後二ヶ月くらい)は澄み切った宝石のようなピュアな瞳を向けて私と視線を交わす。
ちょっぴり小首を傾げちゃったりしてああもう!
媚びてる? ふざけんなこんな可愛い生き物がそんな邪な感情持ち合わせてるわけないでしょ!

私の目の前すぐのところにいるとりわけ小さな三毛の子猫(六週間くらいかな?)は青い瞳で私を見詰めたまま、
おぼつかない足取りでふらふらとこちらに近付いてきたかと思うと、私と彼女の間に立ち塞がる邪悪な見えない壁にモロに頭から突っ込んだ。

窓に触れていた手に、こつん、と小さな振動が伝わる。
彼女はそのままこてん、と仰向けにひっくり返り、何が起こったのか分かっていないような不思議そうな目で私を見上げてきた。
あ、やばい。クリティカル。

「何これ……すっごく可愛いんだけど……!」

どうしてこの地球上にこんな可愛い生物が存在しているのか、不思議でならない。
ビバ大自然の神秘! 生命の歴史!
猫可愛がりとはよく言ったものだ。いやむしろそれが当然なのかもしれない。
猫=可愛いは全人類共通の文化であり最大の至宝よね。猫を捨てたりまして虐待するような奴なんて死刑でいいわよ。徳川のバカ殿も猫崇めなさいよ。


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