577:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/04/19(火) 01:21:40.64 ID:Rmhix0EDo
「アンタ平気な顔してるじゃない」
まっとう
「俺にこういう常識的なモンが効くと思うか?
ま、種明かしすると結局は単なる音だからな。俺の周りだけ逆位相の音波をぶつけて相殺してる」
578:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/04/19(火) 03:19:26.31 ID:Rmhix0EDo
一方、二人の大能力者の戦いは泥沼化していた。
「――づァ――ぎっ――がっ」
「か――ふゥ――ぐ――ァっ」
579:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/04/19(火) 03:35:55.06 ID:Rmhix0EDo
脳の内側、思考そのものをごりごりと削られるような感覚。
自我と称してもいいかもしれない。元来『自分だけの現実』とはそういうものだ。
人が意識によって存在するのであれば人格という概念そのものを侵すような音に絹旗はなけなしの苦笑を浮かべる。
(超やってくれましたね――)
580:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/04/19(火) 04:23:08.28 ID:Rmhix0EDo
それがどうしても解せない。
何らかのからくりがあるのだろう。
けれど今の絹旗にはそれを推理するだけの余裕はなかった。
581:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/04/19(火) 06:14:42.62 ID:Rmhix0EDo
「――――あ」
視界がぼやけて見えるのは朦朧とした意識の所為か、それとも涙を浮かべているのか。
意識が薄れる。
582:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/04/19(火) 06:37:17.61 ID:Rmhix0EDo
「――ハッ」
堪らなく不快な音の海の中、黒夜の嘲笑が耳に響く。
彼女の顔にもまた苦悶が色濃く影を落としている。意識も朦朧としているはずだ。
583:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/04/19(火) 06:59:03.87 ID:Rmhix0EDo
二人は常に五分。
まるで鏡合わせ。いや天秤か。
先程攻撃してきたのが黒夜ならば、それを防御したのも絹旗だ。
お互いは常に拮抗しあっている。
584:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/04/20(水) 12:14:16.57 ID:LlDMNEnIO
(>>1━━━━!)
585:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/04/21(木) 03:04:08.87 ID:DvrSSl5Vo
ごめん いっきにやるとか いっときながら
べつすれたてる まじごめん
586:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]
2011/04/21(木) 22:51:17.02 ID:6kdto00j0
マジでか・・・?
まぁ、別スレにも期待するお。
587:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/04/22(金) 02:37:24.79 ID:HFS6+PNgo
そんなわけで、ついうっかり渇望が流出してしまってスレ立てた。てへ☆
一応誘導をば。クロス注意。禁書×Dies irae
上条「まずはそのふざけた既知感をぶち殺す……ッ!」
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