684:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/18(水) 22:15:17.24 ID:32iMxubGo
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『あーあー、もしもしー聞こえてるー!?』
「心配しなくても聞こえてるわよ。随分と後ろの雑音が酷いけど」
『なんか海原が頑張っててなー。手を貸そうと思って来たはいいけど近くにいたら巻き込まれそうだから逃げて……だぁっ!?』
「ちょっと、下手に死なないでよね。始末が面倒だから」
『そう簡単には死ねない身体だからな。心配してくれなくても大丈夫だ』
「その様子なら大丈夫そうね。『ブロック』の件はカタがつきそう?」
『なんとかな。そっちは?』
「ちょうど研究所出たところよ。中はもぬけの殻。といっても死体が山積みだけど」
『じゃあやっぱり持ってかれた後って考えた方がいいか』
「そうね。しっかし『ピンセット』か……直々に回収命令が来るってことは大層な機械らしいけど……」
『オマエも何か引っかかるか』
「ええ。具体的に何っては言えないけど」
『とりあえず手分けして片っ端から当たってみるか。どうせ何かでかい動きがあるだろ。ええと、なんていったか……』
「『スクール』と『アイテム』。そのどっちかが持ってると見て間違いなさそうね」
『あるいはどちらも、だ』
「そうね。気をつけなさい。相手は超能力者よ」
『第二位と第四位だったか。もし組まれてたら面倒だな』
「その時は第一位さんに頑張ってもらうしかないわね」
『じゃあ無能力者代表の俺は高みの見物をさせてもらうとするか』
「働け」
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