過去ログ - 佐天「世に鬼あれば鬼を断つ。世に悪あれば悪を断つ。」
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889: ◆JZzNmabVtI[saga]
2010/12/04(土) 22:30:16.62 ID:OS/Ax1co
先程とは打って変わり、落ち着いた態度で眼前の敵を注視する

(ナイフの刃渡りは……)

目算だが、十数センチといったところだ
以下略



890: ◆JZzNmabVtI[saga]
2010/12/04(土) 22:36:02.98 ID:OS/Ax1co
敵の一挙手一投足まで見逃さないように、集中する

すでに私の中にあった恐怖心は跡形もなく消え去り

周りの喧騒が遠のき、この場には私と眼前の敵しか存在していないかのようにさえ感じる
以下略



891: ◆JZzNmabVtI[saga]
2010/12/04(土) 22:49:03.82 ID:OS/Ax1co
それは私にとって、とてつもない僥倖だったろう

混乱の最中にあった時に襲いかかられていたら、それこそ手も足もでなかった

以下略



892: ◆JZzNmabVtI[saga]
2010/12/04(土) 23:03:12.14 ID:OS/Ax1co
ナイフによるカウンターがなかったとしても、取っ組み合いにでもなれば、私が力負けする
可能性が高い

故に、私の取るべき行動は相手の攻撃を待って、それに対してカウンターを叩き込む
以下略



893: ◆JZzNmabVtI[saga]
2010/12/04(土) 23:19:28.36 ID:OS/Ax1co
(―――ッ)

後少し進んだところで攻撃を仕掛けてくる

目の前の男は戦闘訓練を受けた人間ではないだろう
以下略



894: ◆JZzNmabVtI[saga]
2010/12/04(土) 23:27:14.64 ID:OS/Ax1co


瞬きもせずに、相手の動きを注視する

以下略



895: ◆JZzNmabVtI[saga]
2010/12/04(土) 23:31:30.91 ID:OS/Ax1co


(今だッ!!)

男が私の間合いに入る
以下略



896: ◆JZzNmabVtI[saga]
2010/12/04(土) 23:39:33.82 ID:OS/Ax1co
左手をナイフを持った腕の手首に当てるようにして攻撃を防ぐ

「なッ!?」

信じられないというように、男が目を見開く
以下略



897: ◆JZzNmabVtI[saga]
2010/12/04(土) 23:46:52.56 ID:OS/Ax1co
今度こそ、終わった……

男は失神しているようで、立ち上がる気配を見せない

「はぁー……」
以下略



898: ◆JZzNmabVtI[saga]
2010/12/04(土) 23:52:44.50 ID:OS/Ax1co
どうやらそうもいかないようだ

ナイフを持った暴漢が倒れたことで、悲鳴を上げるような者こそいないものの、周囲の
ざわめきは未だ収まらない
以下略



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