過去ログ - 佐天「世に鬼あれば鬼を断つ。世に悪あれば悪を断つ。」
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919: ◆JZzNmabVtI[saga]
2010/12/19(日) 20:55:49.79 ID:UP0P/e.o
それでは始めます


920: ◆JZzNmabVtI[saga]
2010/12/19(日) 21:02:54.98 ID:UP0P/e.o
道中は、他愛もない世間話をしながら、上条さんの後ろをついて歩く

「ここの学生寮に住んでるんだ」

目の前の建物を指差して、上条さんが言った
以下略



921: ◆JZzNmabVtI[saga]
2010/12/19(日) 21:09:19.15 ID:UP0P/e.o
「にゃあ〜」

部屋のドアが開くと同時に、一匹の猫が部屋の中からこちらへ駆けて来た

「こら〜、スフィンクス!待つんだよ!」
以下略



922: ◆JZzNmabVtI[saga]
2010/12/19(日) 21:21:12.89 ID:UP0P/e.o
同居人がいるなんて思ってもいなかったものだから、呆気にとられてしまっていた

<ふむ、同居人がおったのか。よもやこの男、もう結婚しておったのか?>

(そんなわけないでしょ……、たぶん妹さんじゃない?)
以下略



923: ◆JZzNmabVtI[saga]
2010/12/19(日) 21:31:53.90 ID:UP0P/e.o
「とうま怪我したの?」

女の子が心配そうに尋ねた

「いや、俺じゃなくて、この子……佐天さんって言うんだけどさ。この子が怪我をしたんだ。
以下略



924: ◆JZzNmabVtI[saga]
2010/12/19(日) 21:42:57.35 ID:UP0P/e.o
「それじゃ、お邪魔します」

促されるままに部屋の中に足を踏み入れる

「へぇー、随分と綺麗な部屋なんですね」
以下略



925: ◆JZzNmabVtI[saga]
2010/12/19(日) 21:51:48.88 ID:UP0P/e.o
女の子がズンズンと音を立てるようにして上条さんの方へ歩を進める

「す、すまん、インデックス!」

上条さんが頭を庇うようにしながら謝罪の言葉を口にした
以下略



926: ◆JZzNmabVtI[saga]
2010/12/19(日) 22:03:00.94 ID:UP0P/e.o
「あ、あのー……、インデックスさん?いつもの噛みつき攻撃はしないのでしょうか?」

恐る恐るといった様子で上条さんが言った

それを聞いて、私は「ああ、なるほど」と先程の上条さんの怯えように合点がいった
以下略



927: ◆JZzNmabVtI[saga]
2010/12/19(日) 22:15:39.14 ID:UP0P/e.o
「ふふ……」

自然と笑みがこぼれる

うちでも一方通行さんと正宗が打ち止めちゃんに振り回されているのを目にすることがある
以下略



928: ◆JZzNmabVtI[saga]
2010/12/19(日) 22:28:18.18 ID:UP0P/e.o
「あの〜、俺は何をすればいいんでしょうか……」

「とうまは何もすることないから、テレビでも見てるといいんだよ」

彼女は上条さんの申し出をバッサリと切って捨てた
以下略



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