過去ログ - 佐天「世に鬼あれば鬼を断つ。世に悪あれば悪を断つ。」
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967: ◆JZzNmabVtI[saga]
2011/01/14(金) 21:54:15.97 ID:zGGcGLWOo
「私は能力者じゃないし、魔術師なんてものも知らない……。でも、インデックスの言うように
私には能力とは別の力があるわ」

率直に事実を述べる
以下略



968: ◆JZzNmabVtI[saga]
2011/01/14(金) 22:03:35.71 ID:zGGcGLWOo
「インデックス、そんな矢継ぎ早に質問すんじゃねぇよ。見ろ、佐天さんも困ってるじゃねぇか」

そんな私の様子を見かねたのか、上条さんが再び話に割り込んできた

「でも、とうま。るいこは自分には能力者とは別の力があるって言ってるんだよ?」
以下略



969: ◆JZzNmabVtI[saga]
2011/01/14(金) 22:12:23.66 ID:zGGcGLWOo
<むぅ、これはややこしいことになったな。無闇に吾等のことを吹聴するような真似はできぬ。
さりとて、この場をうまく切り抜ける方策も思いつかぬし……>

どうやら正宗にもいい考えはないようだ……
以下略



970: ◆JZzNmabVtI[saga]
2011/01/14(金) 22:23:59.36 ID:zGGcGLWOo
「うぅー……」

インデックスは上条さんの言葉に心が揺れているようだが、まだ納得はできないみたいだ

「そんな顔するなよ、な?お茶でも飲んで落ち着いてから話せば誤解も解けるって」
以下略



971: ◆JZzNmabVtI[saga]
2011/01/14(金) 22:34:15.86 ID:zGGcGLWOo
ここまで露骨に反応してしまっては、知らないなんてしらを切るのは無理だろう

自分の不手際で状況はさらに緊迫したものになってしまった……

あまりの未熟さに唇を噛みしめる
以下略



972: ◆JZzNmabVtI[saga]
2011/01/14(金) 22:47:57.50 ID:zGGcGLWOo
インデックスの言うとおりだ

一般人が暗部のことを知っている筈がない

現に私だって、学園都市に来てから最近まで、そんなものがあるなんて夢にも思わなかった
以下略



973: ◆JZzNmabVtI[saga]
2011/01/14(金) 22:59:30.74 ID:zGGcGLWOo
思考は堂々巡りでいい考えが浮かばない……

私達の間にしばしの沈黙が流れる

どちらが先に口火を切るのだろうか?
以下略



974: ◆JZzNmabVtI[saga]
2011/01/14(金) 23:13:39.07 ID:zGGcGLWOo
「わかりました。上条さん、私はあなたを信じることにします。私も出来る範囲でそっちの質問
にも答えますよ」

「そうか、ありがとうな、佐天さん」
以下略



975: ◆JZzNmabVtI[saga]
2011/01/14(金) 23:23:41.64 ID:zGGcGLWOo
「別にいいよ。私も誤解されるようなことしたんだし」

「ううん、私の言葉の選び方が悪かったんだよ……」

「本当にな。なんでお前はもうちょっと言葉を選ばないんだか」
以下略



976: ◆JZzNmabVtI[saga]
2011/01/14(金) 23:31:27.05 ID:zGGcGLWOo
一方の私はといえば――

「ふ――、あはははは」

私が自分よりも背の高い上条さんを人質に取っている姿を想像してしまい、思わず吹き出して
以下略



977: ◆JZzNmabVtI[saga]
2011/01/14(金) 23:41:43.61 ID:zGGcGLWOo
「あ、そうだ……」

「どうかしたの、るいこ?」

「ごめん、ちょっと待ってて……」
以下略



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