290:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/01/25(火) 00:00:01.67 ID:VqM1iw3co
憂「どういうこと?」
梓「今回の私のSSって、まあどっきりカメラなんだけど、唯先輩が読む人に語りかける形式だったよね?」
憂「うん。お姉ちゃんが私にひどいことをするのを実況する話だよね」
梓「これ、文体をふつうの一人称で書いたらどうなったと思う?」
憂「うーん……ひどい話だなあって思うかな」
梓「でもさ、ただ単に憂がいじめられてるだけの話になってたと思うんだ。それはそれでかべなぐかもしれないけど」
憂「それが……お姉ちゃんが語りかける文体だとどうなるの?」
梓「語りかけてるってことは読み手が唯先輩と同等に、つまり読み手も作中人物のひとりに変わるんだよ」
憂「つまり読み手も作品に参加してるような感じになるってこと?」
梓「それがうまくいったかどうかは私にも分からないけどね。
とにかく、つっこみ役不在の状況で目の前で不愉快なことされたらムカつくじゃん。それが役割、かも」
憂「読み手も登場人物として、それで今回は“壁を殴る”役割を与えた、っていうことかな」
梓「そうだね。読み手を唯先輩の聞き手に変えて、憂をいじめてる姿を見せつけてやることで誘導した、そんな感じかも」
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