5:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2011/01/08(土) 15:07:43.19 ID:JeVAPgDO
「あの、本当にいいんでせうか」
「ここまで来て今更帰るとか言わないでよ」
場面はファミレスの中。お腹をかなり空かしてまで臨んだ特売に間に合わなかった彼、上条を呆然としたままファミレスまで美琴は連れてきていた。
心なしか、美琴の顔は赤い。……ここに来るまで、彼の手を引っ張ってきていたから。
「……御坂?顔赤いぞ、大丈夫か?」
その言葉と共に上条はテーブルの上に身を乗り出し、手を美琴のおでこに当てた。
「ちょっと熱いな。大丈夫か?」
「なっ、なっ……!///」
いきなりおでこに手を当てられ、美琴は少し上がっていた体温が更に上がっていくのを感じた。
「……風邪引いてんのなら、無理はダメだぞ」
「べっ、別に風邪なんか引いてないわよ」
そうか、と上条は言い手を戻す。戻した手でコーヒーカップを持ち、ゆっくりと口を付けた。
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