過去ログ - 上条「身体が……熱い」
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694: ◆LKuWwCMpeE[sage]
2011/02/05(土) 23:14:23.94 ID:IHKgETkDO

「チッ。ンな無駄話なンかしてる時間はねェ。置いてくぞ」

不機嫌な様子が彼にとっては普通なのだろう。
美琴と黒子はお互いに顔を合わせ、苦笑いを浮かべた。
しかし彼の言う事ももっともで、彼女達は背を向けた一方通行の後に続こうとしたのだが──────。


ドォォォォォォン!!!


「!?」


連行する為に女を乗せた車の方から、突然爆発音の様な音がした。



「うわっ!?」

「きゃっ!?」

「な、何だ!?」

場にいる人々の騒然とする声が響き渡る。
美琴達が壊れていた扉の外に目を向けると、異形達よりも更に一際大きい異形の車を破壊している姿が目に飛び込んできた。

「無事だったか?」

「ええ。何とかね」

そしてその横には、あの異国の男が女の手を引き車から連れ出していた。

「あ、あの外人!」

男と女は美琴達を見ると、ニヤリと顔を歪ませた。
異形はいまだに暴れていて、取り押さえにかかったアンチスキル達が吹き飛ぶ。
そして男と女は、ゆっくりと再び病院内に踏み込んで来た。



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