過去ログ - 上条「身体が……熱い」
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744: ◆LKuWwCMpeE[sage]
2011/02/06(日) 17:48:47.35 ID:Zqh8XHEDO

「グガアアアァァァッッ────!!」

悲鳴を轟かせながら、地面に崩れ落ちる竜。
美琴はインデックスをそれ以上前に行かせないように後ろから抱えていて、二人共その様子を固唾を飲んで見守っていた。

それ以上前に進めば、身は危なかった。
割れたガラスの様に竜の身から段々と剥がれ落ちていくその破片が高温の鉄の塊の様に壁や床を焼けただれさせていく。

「………………っ」

悲鳴も聞こえなくなり、落ちた首は床の黒い染みに溶けていき。
……次第になくなってしまった。

「当、麻…………!」

胴体の方からも、上から溶けていく様に形を失ってゆく。
木山も御坂妹も土御門も黄泉川も打ち止めも、ただ呆然と見ているだけだった。

そして、一瞬目映く閃光が轟いた。







「くっ………………」





「とうま!」



その閃光の後に残ったのは、膝を付いている上条の姿だった…………。



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